生活【睡眠時間は12時間】

午前2時過ぎ。風呂上りにポンジュースを飲みながら思った。
あぁそういえば、小さい頃から自分はオレンジが好きだったんだということを。


そして、芋づる式に蘇る記憶。
小学2年生の頃、小遣いが500円だったことを。
当時はドラゴンボールやらガンダムやらのカードダスが流行っており、せっせと貯めた10円玉を握り締め、買いにいったっけ。



ガキながら、親にそれがばれるのを恐れて、家を出るときは金を持っていないように見せるため、10円玉10数枚を、短パンとパンツの間に器用にはさみこみ、家を出ていた。
しかし、そんなことはすぐにばれるもんで、ある日母親に、Tシャツが短パンから出ていたのを、おもむろになおされたのだ。当然、散らばり落ちていく10円玉。あのときの「しまった!」という冷や汗もんの焦りようは今でも覚えている。しかし母親は怒るそぶりもなく、「お金は財布に入れていきなさい」の一言だけだったな確か。



今考えると、自分で貯めた金で何を買おうが自由であり、たとえそれがカードダスであろうと、買うことにやましい気持ちなど持つ必要なかったのだ。だが、当時の俺は、いい子ちゃんでいることを徹底しており(その反動は当然生じていたのだが)、カードダスなどという子どもじみたモノを買うことは許されないことであった。それゆえ、そのような類の行動には気を使いまくっていた。ガキのそうした気遣いというのは、親の目からしたら、バレバレなんやろうなぁって今にしたら思う。だって、きっと同じようなことを自分も経験してるわけやから。。。



そんな過去の思い出を、久々のポンジュースが思い出させよった。



ぽん〜じゅぅ〜すぅ〜♪