生活【あじゃぱ〜】

どうやら精神バイオリズムが底打ちし、ようやく上向き加減になってきた。

そのこととは全く関係ないのだが、明日にでもTUTAYAカードを新規で作ってこようと思っている。そう青地に黄色でTの文字が入ったカードである。


中学一年の時、隣町と一号線にTUTAYAがあり、当時はそこまでチャリンコすっ飛ばしてCDやビデオをレンタルしに行っていた。今思うと何もわざわざという気がしないでもないが、近くにないんだから仕方がなかったのである。


そんな苦労をせずに済むようになったのがその一年後。地元にでっかいのができたのである。そんときの嬉しさといったら。。。即座にレンタルカードを作って、週に一度は必ずCDをレンタルしに行った。ランキング1位から10位までをすべて借りるのである。流行の音楽を聞き逃すことなど当時の俺にとっては許されることではなかったのだ。今思うと、なぜ?と言いたくなるが、当時の俺はそこに情熱を注いでいた感がある。


当然、金がないので、CDは一日レンタルオンリー。当日返却は80円であった。アルバムは150円だったかな。それを、家に帰ると即カセットテープに録音し、即返しに行く。こんなことを高2の夏くらいまで続けていたんですよ、懐かしいやら恥ずかしいやら。


しかし、高2の夏、アルバイトをしだした頃から、状況は変わっていく。CDを借りなくなっていったのだ。なぜだろう。。今思うと、きっとトップチャートの音楽を聴くことに、疲れたのだと思う。そして、それまで続けていたその習慣に疑問をもってしまったのだ。俺が聞きたい音楽って本当にこんなのかってな感じで。いっぱしに思春期してたわけである。


その後、浪人時代を迎えるまでは、借りた記憶がないし、事実その頃の曲が入ったMDが存在しない(浪人時代は、打って変わって音楽を再び聴くことになるのだが、それはまた別の話)。


浪人時代を乗り越え、大学生活に突入するとやはりCDレンタルをしなくなった。そんなわけだからカードの有効期限が迫る通知が来ても、無視してしまったわけだ。そして現在に至ると。



要は、アルバイトとか他にすることができると音楽から遠ざかるってことか。もちろん、CDはちょくちょく買って聞いていたが、レンタルしてまで音楽を聴く気にはなれなかった。普通逆だろう、と思うが、当時はそれが俺流だったのだな、うん。


しかし、今転換期を迎えようとしている。現在、暇が俺を襲っている。学校に行くこともなく、バイトも全然忙しくない。論文書く気にもなれない。つまりは、暇。暇ということは、「まぁCDやDVDでも借りてきて、時間つぶすか」となる。


このような、経緯で私は、TUTAYAカードを再び作ることを決心したのである。



以上。