生活【闘魂注入!!】
駒大苫小牧高校野球部で部長(27)による体罰が発覚したそうで。
何々、生徒が何発か平手打ちされたってか。んでもって高校野球の開催中にはスリッパで頭叩かれたって。
そんなもんでテレビ沙汰になるんですね今の世の中、やっぱり。
もちろん暴力はいけないことです。でも、おそらく部長も、理由なくその生徒をぶったわけじゃないでしょう。それ相応の勘に触ることしよったんでしょその生徒が。だから、思わず打っ叩いちまったんですよきっと。
内々で済ましてもいいレベルのことのように思えるのだが、記者会見沙汰にまでなってしまうんやから、なんともはや。。。もちろん甲子園で優勝したチームやから、ってこともあるんやろうけど、それでも、なんかワダカマリが残る。
先の明徳義塾の事件とは少し異なり、今回の件はあくまで「教育的指導」の範囲内ちゃうんかなぁ、たぶん。今回は暴力云々より、高野連に大会前にきちんと報告しなかったっていうほうが問題みたいやけど、仮にきちんと報告していれば、試合に出られていたのだろうか。そのことを心配して学校側は報告せんかったんちゃうんやろか。
と考えると、高野連は「基準」てのをはっきりさせておくべきちゃうかと思えてくるわけです。つまり、その暴力や体罰が、教育的指導の範囲内か範囲外か。仮に範囲内であれば試合に出場できるのか否か。もしくは教師や生徒が暴力や体罰を振るった時点で、その行為がもし教育的指導の範囲内であっても、絶対に出場は認められないってなってんのかどうか(手を出した時点でアウト!なのかどうか)。などなど、素人としてはそこらへんが疑問である。
基準がはっきりしていれば、今回のような事態は発生せずに済んだやもしれん。
生徒に手を挙げるたびに、高野連に「かくかくしかじかの理由で生徒に体罰を加えてしまいましたが、生徒ならびに両親には既に謝罪し、和解しております」なんてもんを逐一報告せなあかんねやろか。
そんなん考えたら、なんか違うんちゃうかと思えてくるんです。
難しか問題とです。
戦争を知らずに僕らは育ったとです。
人の痛みに鈍感な人間にはなってはいかんとです。
体罰と教育的指導の区別がつかんとです。
子どもを過保護にだけは育ててはいかん、とだけ思いました。