生活【社会人編はすでに始まっている】
目が疲れる。
疲れついでに会社の話でもしようか。
うちの銀行では、事務作業を表彰するという制度がある(どこの銀行でもあんのやろけど)。これは、迅速かつ正確に端末操作や窓口対応を行うとポイントがつくというものである。詳しくいえば、端末ならば、正確に情報を打ち込みできているか、また窓口なら番号札を持ったお客さんを何分待たせたのかなどが逐一情報として本部に転送される仕組みなのである。
一方、見習いのおれは窓口に出るでもなく手持ち無沙汰なことが多い。そんなわけで、近くにある端末をイジることが多々あった。端末操作を行うときは黄色のエラーを出すなと言われている。つまり、エラー出しすぎると、点数が下がるから(点数が下がると給料が・・・)。この事実は知っていたのだが、なんせ端末操作にも慣れていないおれは、しばしばその黄色のエラーを出していたのである。
そして今日。上司に呼ばれた。彼は、おれの前に一枚の紙を置いた。そこには、数字の羅列やらパーセンテージ等が記されている。よく見ると、どうやらこれは一ヶ月分の当支店におけるエラー率チェック表のようである。彼は言った「waku君、一人当たり許されるエラー率って知ってる?」と。知っていたので「はい、3パーセント」ですとおれ。続けざまに彼は言った。
上司「waku君、君23パーセントだよ」
おれ「え?」
そう、普通ならば3パーセントを上回ることが許されないというエラー率。それをおれは、それをおれは、23パーセントという桁違いの数字をたたき出してしまったのである。
上司「この数字は、支店みんなのボーナスに響くんやで」
おれ「マジすか!?」(知っていたけど知らないフリ)
「なんか犯罪犯した主犯格みたいですね僕」
上司「いやA級戦犯や」
・・・・
waku3は 新人だから〜♪
で許してくれないだろうか。。。ちなみに支店全体としては3.85パーセントとギリギリ悪くないものになっていたから不幸中の幸いである。とはいえ、当然、周囲のおれを見る目が変わるのを肌で感じた。
あれ?部屋の中なのにどうしてこんなに冷たいの?みたいなぁ。
とまぁ、プレ社会人というのはこんな感じで頑張っています。