生活1【お暑いなかご苦労さまです】

比較的早く起きたので、案の定少し涼しい一階に移動し、再び眠りにつこうとしたが・・・


ピンポーン


いつもなら無視するところだが、今日は出てみた。少し機嫌がよかったのだ。


ドアを開けてみると、感じのよい若者と、初老のおじさんが立っていた。


俺「ご用件はなんですか?」


なになに瞳の綺麗なその青年の話によると・・・


どうやら俺を、宗教に勧誘しているみたいだった。ちなみにエ○バでございます。ものみ○塔ともいうのかな。


真面目そうな青年「昨今、様々な陰惨な事件が世界各地で起こっており、将来に恐怖と不安を感じられていると思うのですがどうですか?」


俺「特に感じてません


終了!!


青年と、彼の後ろにいたおじさんは力なく笑っていたさ。


そして、最後にパンフだけを手渡して次のお宅へと旅立たれた。崇高なる布教活動へと。


「暑いなかご苦労様です」


布教=不況