生活2【スイマセンおじさん】
昼間大阪に出てていたのだが、その帰りの電車の中で彼はやってきた。
スイマセン!そこどいてもらえますか。
そう言うとそのサラリーマンは隣の車両へと姿を消した。
その20分後・・・間もなく地元の駅である。
シートに座りまぶたを閉じていると・・・
スイマセン!
来たよあの親父!周りの乗客にところ構わず絡んでるし!
スイマセン!彼、僕の甥なんです!(違うと思いますよ)
スイマセン!お姉さんそんなところに立ってないで、ここ座ってよ、空いてるよ!(いや、お前を見て、逃げたんですけど彼女・・・てかお姉さん言われるがままに座ってるし!「ありがとう」とか言ってるし!)
こんなおっさん久々に見たわ。とか思ってたら、妙に静かである。
オヤジどこ行きやがった?
そうこうするうちに地元の駅到着。なので、頑なに閉ざしていた瞳をあけると・・・
隣に座ってこっち見てるし!
そしてもちろん俺にも・・・
スイマセン!!
追伸:オヤジはネタになると思ったから許してあげた。その後、その車両がどうなったかは知らない。乗客の皆様、ご愁傷様。他人事なら楽しいですね。スイマセン!
布教活動してた信者さんしかり、酔っ払いサラリーマンしかり、彼らには生き辛い世の中なのかもしれない。。。秩序のない現代に水平チョップ!!