生活【口から出た愚痴】

何もかも上手くいかねぇ それでも漢は、前に進む!



『リアル』(井上雄彦)5巻の背表紙?(ビラビラするやつな)に書いてあった言葉。おれに対する応援メッセージと受け止めた。前に進むためのエネルギーをかき集める作業をせねば、待つのは精神崩壊であるからして。


あぁ、こめかみが痛い。慢性的に痛い。外は晴れだが寒し。


銀行のバイトは、はっきりいって楽な部類に入る。なんせ、こちとら全くの素人ですから!することがないんですねぇ。ただ、椅子に座って、ときどき言われたことをするのみ。しかし、それがおれの体に、ひいては精神にこたえるのである。


どちらかといえば、おれは体育会系に分類される。だから、動かないことほど苦痛なものはない。朝から晩まで室内にいて作業するなどありえない。よって、昼休憩のときに外をうろついてみるのだが・・・まだ憩いの場所は見つからない。美人OL鑑賞にも力が入らない。


そうここでは、おれは孤独を味わっているのである。まわりは青春をとうに過ぎ、子どもの自慢をするオヤジや、おれのバイトの時給を聞いて(聞いておきながら)不満げな雇われOL(ひがむな!)。短大出の年下の女たち(敬語使ってますよ僕は)。大学名を聞いて(聞いておきながら)、「優秀やな」「なんでうち(なんか)に来たの?」などと、紋切り型の答えしかしてこない上司。


どうして、彼らは、中身を見ようとしないのか。なにか腫れ物を触るかのような扱いをされているようで気持ちが悪い。それに、へんに自分を卑下する傾向にあるようだ。大学がなんだね君たち。大学でおれの中身を評価しないでいただきたい。もちろん、その“期待”には答えますが。


なんてことを考えながら、仕事をしている。実際は知らないことだらけで、アップアップしたりもするが、それは当たり前です。緊張もして、肩肘張りながら作業してますが、これも当然のことです。慣れた瞬間、逆襲のシャーである。